Green Hill   写真日記
鳥海山 (2,236m)  山形県

TOP


日  時 平成17年07月12日〜14日(二泊三日)
参加者 Odashima ・ Yamamoto ・ Yoshizawa ・ Yatabe (4名)
企画者 Odashima
交  通 マイカー
宿 小浜小屋(12日) ・ 湯の田温泉「酒田屋旅館」(13日)

<概要>


平成17年07月13日
鳥海山山頂&鳥海湖

<12日>

小雨の宇都宮を午前5時に出る。予定時間(正午)より早く(11時)登山口の鉾立駐車場(1,115m)へ到着。
 雨に備えた準備を整え、11時半本日の宿”御浜小屋(1,700m)”へ向け出発。
 間もなく”鉾立展望台”があり、山頂から流れ出る白い滝すじを眺め、この先の嶮しさを感じながら・・・。
 辺りは眺望を遮る樹木はなく、晴れたら眺望は良さそうだ。
鳥海山特有の花々はこの辺りから観られ、下手な写真を撮るのに忙しい。
 出発して1時間少々で最初の雪渓に出会う。アイゼンを付けず通過できる程度の勾配だ。
 13時頃”賽の河原”へ着く。この辺りは、なだらかな植生斜面があり、辺りには白い大きな花を付けた”コバイケイソウ”ピンクの”イワカガミ”・白い”ハクサンイチゲ”などの群生が観られる。雪渓・雪解けの水の音・小鳥の声を耳にしながら通過する。
 ここから一気に”御浜小屋”を目指した登り。敷詰められた石の山道が続く。
 小雨気味の中、14時半”御浜小屋”へ到着。本日の泊り客は我々4名の貸切となる。
この梅雨真っ只中に登る”アホウ”は他にはいないようだ。
 小屋で小休止後外に出ると、アット言う間に天候快復。
小屋の真下には紺碧の”鳥海湖”鳥海山頂には西からの太陽が眩く覆いかかる。
 午後7時過ぎ、山のSunsetを迎え雲海に太陽が沈む
その上に重ねた雲が真っ赤に染まる光景、上手く表現できないが実に見事だ。


<13日>

午前4時起床。本日の予定を話し込んでいる間にSunriseを過ぎ、既に太陽が鳥海山の左側裾野に昇り眩しいほどの快晴。
辺りの風景も太陽に照らされ美しい。朝食を済ませ、5時50分山頂を目指し出発
小屋を出て間もなく、なだらかな草原には、遠く南方雲上に”月山”が顔を出し、辺りには白や黄色・ピンクの花々が咲き誇る。
 7時、”七五三掛”分岐点に着く。ここから進路を左にとり急斜面を降りる。ここを降りると大きな”雪渓”が待ち受ける。
 ここで”アイゼン”を着け着実に昇る。長い雪渓を踏み越え山道に出るとヤット辺りの景色に目をやる。
右側の遥か外輪尾根を歩く人影が観てとれる。
 ここからは一気に”大物忌神社”へ。9時、到着する。
 小休止後、小屋の裏手から”雪渓”を渡り、ごろごろとした岩石の山を乗越えヤット”鳥海山頂(新山2236m)”へ辿り着く。
 山頂は一畳程のスペース、4人がヤットである。
仲間が楽しみに持上げた”力水”で乾杯。10分程の滞在で山頂を後にする。
 帰路は外輪を歩く”尾根コース”を辿り、鳥海山の山並みを満喫しながら帰路につき、
午後3時半鉾立駐車場へ到着する。


<13日&14日>

山を下りて散策



BACK

inserted by FC2 system