Green Hill   写真日記
北 岳 (3,193m)  山梨県

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日  時 平成22年07月25日(日)〜27日(火)
参加者 Ono ・ Kadoya ・ Teduka ・ Odashima ・ Yatabe (5名)
企画者 Odashima
交  通 マイカー(Odashima)
宿 一日目・・・白根御池小屋  二日目・・・肩の小屋

<概  要>

昨年(21年07月)白山登山から戻る車中、次は「北岳」とほぼ決め、
計画をOdashima氏へお願い。その希望が叶った。


<参考>

記載の「映像」は、登山ルートに沿って撮ったもので
その場所ごとの映像であり同じような映像があります。
北岳(3,193m)
22.07.26
山頂とキタダケソウ


<25日(日)>

*広河原〜白根御池小屋まで*

宇都宮(西川田)を午前5時50分出発。
東北道〜圏央道から中央高速にのる予定で進んだが、
八王子トンネルに入ると間もなく渋滞。車はほとんど進まないトラブル。
別ルートを進み予定より1時間遅れ、11時丁度「芦安第三駐車場」へ到着。
ここで乗合タクシーに乗り継ぎ11時09分出発、登山口の「広河原」へ12時到着。
ここで昼食を摂り12時15分、陽射の強い中「白根御池小屋」目指して出発。
幸い登山口から御池小屋まで殆んど樹林の中を進むため、その影響は少なかった。
御池小屋へ15時16分到着。広場には多くのハイカーが休憩中。
この小屋は新しい建物で、室内も明るく部屋・トイレも綺麗である。
食事は「これが山小屋か?」・・・と思うほど良かった。

北岳から望む山々の
スライドショー




<26日(月)>

*白根御池小屋から肩の小屋まで*

朝食を4時40頃済ませ、5時出発。
コースは直登の「草すべり」を辿る。
鳳凰三山を背に1時間ほど登ると左側に「北岳」の山頂が顔を出す。
7時過ぎ、樹林帯を抜け見晴らしの素晴らしい花畑に出る。
7時14分、右俣分岐点に着く。
7時14分、左手に「富士山頂」が見えて来る。
8時49分、「肩の小屋」へ着く。
ここで小休止。


*肩の小屋から「北岳」山頂とその周辺*

「肩の小屋」を9時14分出る。
山頂までは右手に「仙丈ケ岳(3,303m)」、右後方に「甲斐駒ケ岳(2,967m)」、
後方に「鳳凰三山(薬師岳2,780m・観音岳2,840m・地蔵が岳2,764m)」、
そして富士の雄姿を眺めながら登る。
「北岳」山頂には10時12分到着。大勢のハイカーで山頂広場は満杯だ。
山頂から西南には「間ノ岳(3,189m)、「農鳥岳(3,026m)など南アルプスの山々が一望できる。
ここで、今夜の宿「肩の小屋」に泊まらないで、下の「白根御池小屋」へ戻る計画変更が提案されたが
キタダケソウ」を見たく2班に別れることを衆議一決。
一班はOno・Tezuka・Odashimaの3名
二班はKadoya・Yatabeの2名
一班はここから下山、御池小屋を目指す。
二班は「北岳山荘」方向「お花畑」を目指して進む。
山頂を少し下ったところから可憐な花々が斜面を飾る
間もなく「八本歯」コル入口。この辺りを散策の後、山頂を経由し「肩の小屋」へ13時30分戻る。
山頂に近い「肩の小屋」、設備に不満も言えないところ。

夕食後、サンセットを待つが山の天候は瞬時で急変する。ガスが小屋を囲むように漂う。
そんな中「ブロッケン現象」も経験。
ガスの合間から仙丈ガ岳方角に19時過ぎサンセットだ。




<27日(火)>

*肩の小屋から広河原まで*

夜半から屋根を叩くような雨音(熟睡で気付かなかった)。明方には風の音。
天候を案じつつ起きるタイミングを探る。3時30分、起床。出発支度を始める。
4時20分、朝食。
未だ薄暗い中、外に出て準備体操。
サンライズを待つが、小屋周辺は強風吹き荒れガスで視界が悪い。
諦め4時40分小屋を後にする。
間もなく尾根に出ると朝日を浴びた富士の雄姿があった。
5時25分、分岐点の右俣コースを辿り、雪渓のある谷を目指す。
ここから1時間、有料トイレのある二俣に6時28分着く。
ここから沢沿いに広河原へ進む。このコースは比較的楽のようだ。
途中、北岳へ向かう初老(私は後期高齢者)に出会う。
暫し立ち話。彼曰く「今日で164回目北岳・明日も登る」と言う。
この「北岳」では有名人(のようだ。)
76歳・ガンと戦う元気者だ!
「今日の天気は勿体無い。今から登ろう」・・・とまで言われたが、とてもその元気はない。
8時38分、広河原へ到着。8時50分乗合タクシーで芦安駐車場へ9時40分到着。
一斑と合流、近くの「南アルプス温泉センター」に浸かり疲れを癒す。
18時宇都宮へ無事着く。


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